こんにちは。ハナです。
今日も今日とて、「男の見た目向上委員会」スタートです!
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今回のテーマは、
【書評】
「コーチングが人を活かす」
by鈴木 義幸!
(2021/01/19 03:16:47時点 楽天市場調べ-詳細)
今回は、「コーチングが人を活かす」という本の書評。
「モテ」×「複業」の観点で読み解きます。
モテる男に成るために、読書は欠かせないのです。
今年は本気出して読書に取り組むと決めたので、#読書マイレージ っていうハッシュタグを使って記録していきます。(今回:読書マイレージNo.2。)
おすすめ度
今回の本、おすすめ度はズバリ…
★★★★☆(4点/5点満点)
です。
これからの時代、複業が当たり前だし、会社のためにモーレツに働く若者なんていないでしょう。
それって、なんでやるんですか?
そんなん意味ありますか?
はあ…まあ、やりますケド
新卒で入ってくる子達は、仕事は頑張って当たり前なんていう価値観ではもうないので、ここを上手くコーチできる先輩でありたい。
モテを考えたときにも、ハラスメント要素一切なしで、穏やかなんだけど、周りに上手く火をつけて、上手に仕事を進められる男。
これからモテるのは、そんな男でしょう。
それを学ぶために!いい本だと思うので、4点です。
「コーチングが人を活かす」要約
「上司」(そして「経営陣」も)は、部下の成長や一緒に働いている仲間の成長を心から願い、求めている。
しかし、「周りをうまくいかせるために、日々、どのようなインタラクションを通じて、それを実現したらいいのかわからない」人が多いのも事実だ。
コーチングとは、相手の「自発的行動」を促進するためのコミュニケーションの技術である。
1500社を超える企業に対してコーチングを提供してきた株式会社コーチ・エィの社長が、具体的な事例と共に周囲の人に「やらせる」のではなく、「やってみたいと思わせる」手法を紹介する。(著者:はじめに より)
この本には、人に「やらせる」のではなくて、「やってみたい!」と思わせる、コーチングの具体的な手法がたくさん載ってます。(その数50個!)
だから、部下や後輩ができた…という人は、マストで学ぶべきものだと思いますよ。
考えてみれば。
フェデラーでも、渋野日向子でも、イチローでも、どんな一流の選手にもコーチというものはついているわけで。
「自分以外の、的確な助言をくれる、尊敬できる存在に指導してもらうことで、成果を出す」ためにも、コーチというものが重要なんですね〜。
自分がコーチをするならどうすればいいか、が分かると同時に、自分自身がコーチをつけるならどんな人がいいか、という勉強にもなります。
さて、中身ですね。
①「寄り添い・引き出す」


50個あるんですが、全部並べるわけにも行かないので、大きく4つにわけて考えました。
①寄り添い・引き出す
②語り合い・夢を共有
③「いい感じ」を生む
④ファイヤー
まず、寄り添い・引き出すことの大切さ。
たとえば新人の頃、右も左も分からないまま、プロジェクトにアサインされたとして、自分が「やってみたい!」と思えるかどうかは、メンターとして真剣に向き合ってくれる人がいるかどうか、これは大きいですよね。
真剣に引きだしてくれる人がひとりいるだけで、その人の人生はずっと豊かなものになるでしょう。(Skill.1 引き出す)
じゃあ、どうやって向き合うのか?
まずは、どうなりたいのか、どうしたいのか、ザックリ聞くところからです。
相手のかたまった言葉を受けて、それをほぐす。
またかたまりを見つけて、ほぐす。
相手の話を自分の中でどんどん絵に置き換えていくというプロセスの中で、「まだここがはっきり絵にはならないな」という部分を質問にして返していきます。
これを繰り返すことで、相手のチャンクの中味を詳細に知ることができます。
また、相手はとても深くきかれたなと感じます。(Skill2.かたまりをほぐす)
なるほど〜。
相手の中に答えは必ずある!と信じて、対話をするんですね。
相手から多くを引きだすためには、まず「小さくて」必ず答えられる質問からしていく。それが鉄則です。(Skill3.答えられる質問)
ふむふむ。
質問は、答えられる小さなサイズからやればいいんですね。
他にも、聞き方のコツはありますか?
コーチングでは「なぜ目標達成しなかったんですか?」ではなく「なにが具体的に目標達成の障害になったんですか?」とききます。
すると相手は客観的に目標への障害をあげることが可能になるのです。(Skill4.なぜとなに)
そうか!
何で出来ないんだよ、と聞かれたら、詰められてる感じしますもんね。
そういう精神的ストレスとか、すべて無駄無駄。
具体的に解決に向かっていくために、「なに」トーク、必要です。
他にもスキル、あるのかな。
まず質問を投げる、次に相手が考える、そしてすぐに答が返ってこなかったら「好きなだけ時間を使ってゆっくり考えてください。それまで黙っていますから」とクライアントに伝えるのです。
自分がそういわれたところを想像してみてください。
少し気楽に沈黙を使える気がしませんか。(Skill5.沈黙する)
これも超具体的でわかりやすいなあ。
確かに、聞かれた後、一定時間以内に答えなきゃ…っていう気まずいストレスがある。
②「語り合い・夢の共有」


「望んでいる状態(目標)=現在の状態+行動」これがコーチングの基本公式です。
まず望んでいる状態を聞く。
最初は漠然とした答えが帰ってくるでしょうから、チャンク・ダウンで細かくしていく。
具体的になればなるほど、すなわち望んでいる状態が具体的になればなるほど、未来は魅力的になります。(Skill11.かたまりにする)
へえ〜なるほど!
確かに、夢物語みたいな漠然とした想像じゃなくて、具体的にこう!って決めたほうが、テンション上がる。
1年後に100万円貯めれたらどうする?
う〜ん、その100万円使って、まず10万円でヒゲ脱毛だろ、そんで20万円で欲しかったiMac買って、うわ、70万円もまだあるのか!…
みたいに想像を進めていける。


目標設定は具体的に、ってことがよくわかります。
目標を達成した瞬間のこと、イメージできる?
その目標を達成したら、次はどんな目標を持つことが出来る?
目標に向かう過程でどんなことを身につけるんだろう?
予想される障害にはどんなものがある?
考えられ得る数多くの目標にまつわる質問を作り出し、とにかく相手と目標についてたくさん話しをしてみてください。(Skill.21 目標について話す)
これも同じことですね、とにかく「どこを目指す?!」って語り合うこと。
恋愛講習受けて、どんどんモテていくのは素晴らしいことだけど、「あのアイドルと出会って、付き合えるレベルまで!それまでに経験人数も100人!」と言う風に具体的であるほうが、燃えるものがあるな。
将来どんな風になりたいのか、その時周りには何が見えるのか。
どんな音が聞こえるのか。
決して消えることのない鮮烈なイメージがる繰り上げられるまで、丹念に聞いてみてください。(Skill24.未来を魅力的にする)
そしてこれは、何度も繰り返していく必要があります。
毎月、毎週。
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③「いい感じ・エネルギーを生み出す」


究極の質問の公式は基本的にこうです。
「もしあと○時間(相手が「ぎりぎり」のところに追いこまれると感じる時間の長さであればなんでも)でその問題を解決しなければ(目標を達成しなければ)あなたにとって大切なことが失われるとしたら、どんな行動をとりますか?」(Skill10.究極の質問)
もしも…という仮定は効く。
人は昨日と同じ今日を生きてるし、今日と同じ明日が来ると信じてる。
だけど、それもいつか終わる、って知れば、エネルギーが変わりそうだと想像できますね。
なにか行動を思い立つということは、その行動の先になにかいいことがあるからです。
行動のプロセスではなく、その行動の先の「いいこと」をイメージする。
そうすれば、驚くほどすっと行動を起こすことが出来ます。(Skill25.行動はいい感じから)
今月身につけたいスキルをチェックリストにまとめてみよう。(Skill28、チェックリストをつくる)
期限がセットされている目標であれば、何でも構わないが、思い浮かべたそのゴールを、半分の時間で達成しようと思ったらどんな体験をするか想像してみること。
どうでしょう、エネルギーが沸き起こりませんか?
次は、期限はそのままに、成果を二倍にするためにはどうするか?考えてみてください。
どんな感じですか?妙に周りがハッキリ見えたりしませんか?(Skill35.とんでもないリクエスト)
これは、ついついダラけてしまったり、限界を自分で決めてしまうという人間の習性を踏まえた、いいスキルだと思います。
そういえば、「この企画書は、半分の納期でやってくれ」とかって部長にいきなり言われて「は?!」って思ったことがあります。
あの人のスキルの使い方は乱暴すぎて、あのときは何も思わなかったけど、こう説明されると、なるほどな〜と思いますね。
このように、「いい感じ♪」を生み出すことは、長い道のり頑張るのに欠かせないことです。
もちろん、自分なりのリラックス法も組み合わせて。
例えば、音楽とかね。


あと、常にフォローし続けること。
相手とコンタクトを取り、進捗状況を確かめます。
行動が起きていなかったら、その阻害要因をはっきりさせます。
続いて、新たな行動を相手の主導で選択し、その行動へと向かわせます。
何かあったらいつでも言ってきてほしい、サポートするから、と付け加えます。
「最近体調が良くなくてね、お酒を控えようと思うんだ」同僚がこういってきたら。
「一週間経ったら聞くから、状況を教えてよ。それから、途中でなにか僕に出来ることがあったら、なんでもいって」
こういってみるほうが、妙なアドバイスや知識を渡されるより、嬉しいかも知れません。(Skill37.フォローする)
④「ファイヤー」


実際にクライアントが行動を起こしたかどうかが、コーチングの勝ちを決める唯一絶対の手段です。
最低限コーチが責任を持てるのは、あるいは持たなければいけないのは、クライアントの行動です。
そのためには、「相手から引き出す」が最も大切なこと。自分で決意したことは、やる気になるのです。
「ファイヤー」とは日本語でいうと「火を付ける」、ストレートな行動のリクエストで、その目的は相手の行動に対する意識を瞬間的にぐっと高めることです。
「やってくださいね、絶対に。」
「なにがあってもそのことだけは、必ず試してください。」
行動に関しては、あなたがいかなるいいわけをも受け付けないことを明言するのです。(Skill40.ファイヤー)
ぴったり寄り添って、語り合って、夢を共有して。
そして、最後。
グッと目の奥を見据えて「やってくださいね、絶対に。」
いや〜効きそう!!
尊敬する先輩にこうやって言われたら、超ふぁいやーする。
うん、ここで、「尊敬する先輩に」ってとこがポイントだったりはしますね。
それでもやっぱり達人のコーチは受けてみたい。
それはきっと、何かを成し遂げた人の「オーラ」にふれることで、自分も必ず目標を達成できるはずだと信じることが出来るからです。
達人が全身から醸し出す「大丈夫、やれば絶対うまくいく」そのメッセージに包まれたいからです。(Skill44.モデルに成る)
そう、自分自身は、モデルであり続けなければいけません。
大丈夫ですよね。
モテを追求する僕たちは、常に過去最高の自分を更新し続けるわけですから。
https://twitter.com/hananote_hana/status/1175678299462221824?s=20
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モテに関していちばんコントロール出来る領域とは、「会話力」です。会話力を鍛えて、いいモテライフにしてください。↓


いかがでしたか、「コーチングが人を活かす」!
めっちゃいい本でした、ラインマーカー引きまくりましたね。
こちらからどうぞ。
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なお、読書に関しての2020トライは、#読書マイレージ のハッシュタグでつづけていきます。便乗、大歓迎です。)


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いい本です。
良書なので、ぜひ読んでみてくださいね。
今回の読書マイレージはここまで。
以下、告知です。
こちらは、ハナのnoteの中でも、発表後の販売スピードがすごかった「モテ筋トレ」(=モテる思考回路を身につけよう。)編です。
このツイートにもある通り、身長や骨格はどうにもならなくても、モテ思考は後から身につけることが出来ます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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日常のモテ活動については、Twitterで。
肝心な「モテトーク」については、noteで。
また明日。
ハナ